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Autodesk Beast

ゲームのライティング処理でたまにAutodeskの「Beast」というのを聞くので調べてみた。どうやらLightmassと同じGI処理を事前処理し、ライトマップを自動で作成するミドルウェアらしい。
特徴として高速性がウリでGI処理とライトマップのベイク処理そのものが自動でリアルタイムに行われる。
http://www.youtube.com/watch?v=E3WjIJxsFDg

同じUnrealEngineを使っていたMirrasEdgeは屋内外で結構リアルな事前ライティングを使っていたが、あれはBeastを採用しているらしい。また、ほかのゲームエンジンのSDKである「Unity」にもBeastの機能が入っており、機能の一部としてBeastを無料で使えてしまう。
AutodeskのBeastの紹介ページでBeastはUnrealEngine3に入っていることが書かれているが、現在公開されているUDKにBeastの機能は入っていない。
UDKに入っているLightmassは、ライトマップだけでなく空間全体にライトを敷き詰める処理も行い、移動する物に対してもきれいなライティングが行われる。ただ、非常に時間がかかる。

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