銅プレート

RTX3080を使ってますが、メモリの冷却はサーマルパッドではなく銅プレートがおすすめです。1年くらい経ってますが性能の低下などはありません。


そもそもサーマルパッドが金属よりも熱伝導が劣るにもかかわらず追加で使用される理由は、GPUとメモリが別々にはんだ付けされているためです。基板上でメモリとCPUの高さを完全に合わせる設計や製造は困難であり、製造ラインやロットの違いによっても高さが一定に保たれるのが難しからだと勝手に予想してます。サーマルパッドは柔軟性があり、このような不確かな高さの違いを柔軟に吸収し、緩和することができます。

でもメモリが引くくらい熱いので、そんな理由も克服し銅プレートを使っているのです。
で、やはり難しいのは使う銅プレートの厚みで、最終的にGPUと銅プレートを載せた状態の高さが一緒にならないといけず、私は2回買いました。1回目は明らかにGPUが冷えず動作クロック落としてましたね。私はGAINWARD製のRTX3080で、1.8mmでバッチリでした。

買ったところは、またしてもアリエクです。

1回目で買ったところ。確か2.0mmだったような。
抵抗に貼るシールが必要以上に付属して解説も載ってるけど、残念ながら厚みが合わなかった。クーラー載せる前にまっすぐなものを載せてGPUとメモリ側の両方に隙間が無いか要チェックです。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004665826701.html

2回目買ったところは厚さ指定できた。テープは付属するのか謎なので別で手配でいいかも。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004741999150.html

結果確認として、Furmarkをぶん回しても温度差を比較。
見よこの効果を・・・。

Before:100度行っちゃいますよね。

After:マイナス22度。GPUが少し上がってるのはメモリを冷やせている影響かと。

まあでも、速度は全く変わりませんでしたけどね。